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  1. 豊後大野市議会 2015-09-30
    09月30日-06号


    取得元: 豊後大野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-13
    平成27年  9月 定例会(第3回)          平成27年第3回豊後大野市議会定例会会議録議事日程(第6号)                 平成27年9月30日(水曜日)午前10時開議日程第1 議会運営委員の辞任許可報告日程第2 議会運営委員の選任日程第3 認定第1号 平成26年度豊後大野市一般会計歳入歳出決算認定について日程第4 認定第2号 平成26年度豊後大野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第5 認定第3号 平成26年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について日程第6 認定第4号 平成26年度豊後大野市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第7 認定第5号 平成26年度豊後大野市農業集落排水特別会計歳入歳出決算認定について日程第8 認定第6号 平成26年度豊後大野市公共下水道特別会計歳入歳出決算認定について日程第9 認定第7号 平成26年度豊後大野市浄化槽施設特別会計歳入歳出決算認定について日程第10 認定第8号 平成26年度豊後大野市簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について日程第11 認定第9号 平成26年度豊後大野市太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第12 第93号議案 平成26年度豊後大野市上水道特別会計未処分利益剰余金の処分について日程第13 認定第10号 平成26年度豊後大野市上水道特別会計歳入歳出決算認定について日程第14 第94号議案 平成26年度豊後大野市病院事業特別会計資本剰余金の処分及び資本金の減少について日程第15 認定第11号 平成26年度豊後大野市病院事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第16 第83号議案 豊後大野市手数料条例の一部改正について日程第17 第84号議案 豊後大野市保健センター条例の一部改正について日程第18 第85号議案 豊後大野市不妊治療費助成に関する条例の一部改正について日程第19 第86号議案 豊後大野市児童館条例の一部改正について日程第20 第88号議案 豊後大野市奨学金・入学準備金貸付基金条例の一部改正について日程第21 第96号議案 平成27年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第22 第97号議案 平成27年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第23 第102号議案 平成27年度豊後大野市太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)日程第24 第103号議案 平成27年度豊後大野市病院事業特別会計補正予算(第1号)日程第25 第105号議案 損害賠償の額を定めることについて日程第26 第80号議案 豊後大野市職員の再任用に関する条例の一部改正について日程第27 第81号議案 豊後大野市個人情報保護条例の一部改正について日程第28 第82号議案 豊後大野市支所設置条例の一部改正について日程第29 第89号議案 財産の無償譲渡について(旧米山中学校木工室棟)日程第30 第90号議案 財産の無償譲渡について(旧豊後大野市犬飼農林水産物直販所)日程第31 請願受理番号11号 請願書日程第32 第87号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正について日程第33 第91号議案 市道路線の廃止について日程第34 第92号議案 市道路線の認定について日程第35 第98号議案 平成27年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第2号)日程第36 第99号議案 平成27年度豊後大野市公共下水道特別会計補正予算(第2号)日程第37 第100号議案 平成27年度豊後大野市浄化槽施設特別会計補正予算(第2号)日程第38 第101号議案 平成27年度豊後大野市簡易水道特別会計補正予算(第1号)日程第39 第95号議案 平成27年度豊後大野市一般会計補正予算(第2号)日程第40 発議第7号 豊後大野市政治倫理条例の一部改正について日程第41 議員派遣の件---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第41まで議事日程に同じ 追加日程第1 発議第8号 地方財政の充実・強化を求める意見書---------------------------------------出席議員(22名)     1番  工藤友生君      2番  川野優治君     3番  赤峰映洋君      4番  小野勇治君     5番  内田俊和君      6番  朝倉秀康君     7番  神志那文寛君     8番  沓掛義範君     9番  衞藤竜哉君     10番  恵藤千代子君    11番  長野健児君     12番  佐藤徳宣君    13番  高山豊吉君     14番  宮成寿男君    15番  衞藤正宏君     16番  生野照雄君    17番  宮成昭義君     18番  首藤正光君    19番  渡辺一文君     20番  小野泰秀君    21番  佐藤辰己君     22番  小野順一君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      橋本祐輔君   副市長     赤嶺謙二君                 総務課長兼選 教育長     久保田正治君  挙管理委員会  佐保正幸君                 事務局長 財政課長    羽田勲誠君   税務課長    多田尚三君                 まちづくり 地域創生課長  藤元蔦夫君           足立哲啓君                 推進課長 情報推進課長  和田賢正君   市民生活課長  野仲郁美君                 人権推進同和 環境衛生課長  細井克久君           渡邊久洋君                 対策課長 社会福祉課           高齢者福祉         藤戸保彦君           後藤和吉君 課長補佐            課長 農業振興課長  左右知新一君  農林整備課長  小森一雄君 商工観光課長  大野真寛君   建設課長    羽田野房徳君 上下水道課長  難波純司君   教育総務課長  真部直廣君 学校教育課長  朝倉和秀君   社会教育課長  芦刈次郎君 清川支所長   佐藤慎一君   緒方支所長   三宮政廣君 朝地支所長   原田重信君   大野支所長   豊田克憲君 千歳支所長   十時和広君   犬飼支所長   小野敏広君 病院事業            豊後大野市民 管理者兼    木下忠彦君           萩原憲士君 市民病院長           病院事務長                 会計管理者兼 監査事務局長  廣末崇信君           阿南邦文君                 会計課長 農業委員会         原山伸五君   消防長     麻生純二君 事務局長---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長    太田基一    主幹      佐藤 浩 副主任     小代洋介          開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(小野順一君) 本日の出席議員は全員であります。 開議に先立ち、本定例会に係る議会運営委員会の報告を求めます。 議会運営委員長、衞藤正宏君。          〔議会運営委員会委員長 衞藤正宏君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(衞藤正宏君) 議会運営委員会報告をいたします。 9月18日、議会運営委員会を開催し、豊後大野市政治倫理条例の一部改正について協議を行い、本日、委員会提出議案として提出することにいたしました。 審議については、本日、日程第40において上程し、質疑の後、討論、表決を行うものであります。 以上、議会運営委員会の報告とします。          〔議会運営委員会委員長 衞藤正宏君降壇〕 ○議長(小野順一君) 議会運営委員会の報告を終わります。 これより、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(小野順一君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △議会運営委員の辞任許可報告 ○議長(小野順一君) 日程第1、議会運営委員の辞任許可報告を行います。平成27年9月25日付で小野勇治議員から議会運営委員の辞任の申し出がありましたので、豊後大野市議会委員会条例第14条の規定により、同日、議長において許可したことを報告します。--------------------------------------- △議会運営委員の選任 ○議長(小野順一君) 日程第2、議会運営委員の選任を議題とします。 お諮りします ただいま議会運営委員が1名欠員となっておりますので、豊後大野市議会委員会条例第8条第1項の規定により、議長において首藤正光君を議会運営委員に指名し、選任したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 異議なしと認めます。 よって、首藤正光君を議会運営委員に選任することに決定しました。--------------------------------------- △認定第1号~認定第11号、第93号議案及び第94号議案の討論、採決 ○議長(小野順一君) 日程第3、認定第1号 平成26年度豊後大野市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第15、認定第11号 平成26年度豊後大野市病院事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの13案件を一括議題とします。 お諮りします。 本13案件については、議長及び議会選出の監査委員を除く20人の議員で構成する決算特別委員会に付託してありましたので、会議規則第39条第3項の規定により委員長報告は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 異議なしと認めます。 よって、委員長報告は省略することに決定しました。 それでは、まず、認定第1号 平成26年度豊後大野市一般会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 私は、認定第1号 平成26年度一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。 平成26年度一般会計決算は、事業の数は405に上り、金額は歳出と繰り越した事業を含めれば270億2,560万円となっています。これらの大半は、住民の暮らしにとって重要な措置であり、全てに反対というわけではありません。 明確に反対する事業について、2点申し上げます。 1点目は、いわゆるマイナンバー制度に対応するためにシステム改修委託を行った2,057万円です。マイナンバー制度は、全国民に12桁の背番号をつけて、税金や保険料納付、医療・介護・年金・保育サービス利用などの情報をデータベース化して国が一元的に管理・利用するものです。政府は、その効果について、行政の効率化、国民の利便性を高める、公平・公正な社会を実現すると言いますが、国民にとっては、1年に数えるほどの手続のうちの一部が省略できるといった程度です。 この制度の本当の狙いは、税の徴収強化や社会保障などの公共サービス抑制を行うことにあります。国民の税・社会保障情報を一元管理する共通番号を求めてきたのは財界です。経団連は、社会保障の個人会計をつくり、納めた税・保険料に応じた給付にするよう求めてきました。社会保障を権利ではなく、税・保険料に対する対価、自己責任に変質させる大改悪です。そうやって国や大企業の負担を削減していくことを狙っているのです。 G7加盟国においては、日本のように全員強制かつ社会生活に関連する広範な分野、そして生涯不変、さらに官民利用の番号制度を導入している国はありません。一部の分野にのみ共通番号制度を導入してきた国でさえ、不正利用やプライバシーの侵害事件がたびたび起き、見直しが進められているのであり、日本のマイナンバー制度は、こうした世界の流れに逆行する時代おくれの制度と言わなければなりません。 国民に負担増・給付削減を押しつけるマイナンバー制度は中止し、撤回を求める立場から、システム改修委託を行った2,057万円に反対いたします。 2点目は、人件推進同和対策に係る費用であります。 同和対策事業特別措置法は、その経過措置を含めても、2002年(平成14年)に終結しており、それ以来、全国では、同和対策を終結する自治体が相次いでいます。我が豊後大野市も同和対策は終結すべきであります。 関係する事業や団体について、かつては部落の解放を中心としたものであったが、近年は、いわゆる人権8課題の全般を取り上げている、さらには、市の一般的な人権研修にも協力いただいているとの説明も行われてきましたが、しかし、平成26年度事業の実施においては、やはり部落の解放を中心に据えて行われたことが、委員会質疑で答弁されました。現在、同和地区は存在しませんし、いわゆる人権8課題に示されている中でも、外見上など目に見えての違いがない部落差別については、8課題のうちで一番早く解決ができるものと考えます。 時代も変わり、住民の入れかわりも進んでいます。きっぱりと同和地区は存在しないとの立場に立ち、同和問題についての終結宣言を行い、同和対策に係る事業費、部落解放同盟への補助金は廃止すべきであります。 以上をもって、反対の討論といたします。 ○議長(小野順一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 20番、小野泰秀君。 ◆20番(小野泰秀君) 認定第1号 平成26年度豊後大野市一般会計歳入歳出決算認定に対し、認定を可とする立場で討論いたします。 まず、一般会計でありますが、歳入総額282億760万3,832円に対し、歳出総額は266億1,753万4,597円であります。その結果、歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支額は15億9,006万9,235円で、この形式収支額から平成27年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額は11億8,200万943円となり、うち5億9,100万1,000円を基金に繰り入れとなっています。 歳入でありますが、歳入の根幹をなす市税は30億8,395万2,347円で、前年度より2,317万963円、0.8%の増加となったものの、もう一方の柱である地方交付税は131億2,017万4,000円で、前年度より1億430万2,000円減少となっており、自主財源は歳入の21.1%しかなく、78.9%が依存財源という厳しい財政状況にあります。 財政の安定性・健全性の保持のために、自主財源の充実・確保に努めていく必要があります。 さらには、市税の未収金、不納欠損、また保育料や給食費の負担金、市営住宅の家賃などの収入未済金も多く、負担の公平性、財政の健全性を維持するために、今後とも収納率の向上に対する取り組みを強化していくべきと考えます。 さて、豊後大野市の現況においては、財政指数、経常収支比率、実質公債費比率等々、財政の健全化を示す指標では好転しているとはいえ、将来にわたる財政負担を考えると、財政運営は決して楽観視できるものではないと推測いたします。 このような厳しい財政環境の中にあっても、平成26年度、本市においての投資的経費、いわゆるハード事業の主なものとしては、事業費約8億8,000万円の葬斎場の建設や約6億7,000万円の清掃センター設備改良、木質バイオマス発電所用地造成、道路改良事業、また市営住宅では建設費約2億2,000万円を投じての菅生住宅の建てかえや、さらには小学校のプール改築、耐震化事業など、さまざまな事業が実施されたことは評価に値するものと思います。 また、ソフト面では、本市の目指すまちづくりの基本理念は、市民憲章にうたわれている美しいまち、明るいまち、文化の香るまち、活力のあるまち、温かいまちの5つであります。これらの目標を具現化するために、総合計画に基づき、政策目標を掲げ、重点施策として、介護予防の推進や教育の充実、自助・共助による地域防災力の充実・強化、地域コミュニティー支援事業などに取り組まれたことも承知しております。 以上のことから、厳しい情勢の中で、理事者、関係職員は財政健全化に努めながら予算執行に当たられたものと思います。今後もこれまで以上に行政改革に取り組まれ、市民が健康で安心して暮らせるまちづくりを目指して最善の努力をしていただくことを要望し、私の賛成討論といたします。 ○議長(小野順一君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第1号を採決します。 認定第1号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕
    ○議長(小野順一君) 起立多数です。 したがって、認定第1号 平成26年度豊後大野市一般会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第2号 平成26年度豊後大野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 私は、認定第2号 平成26年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。 国民健康保険は、その第1条で、社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的としています。まず、この点について、国民健康保険の歴史を簡単に振り返り、述べたいと思います。 そもそも国保は、戦前1938年(昭和13年)に相扶共済、つまり相互扶助の精神で、制定・施行されたものであり、国庫負担も自治体負担もなく、産業組合や農業会などによる組合運営でありました。戦後の1948年(昭和23年)の改正で、それまで組合の運営で任意加入制度であったものを市町村公営方式で強制加入へと改めました。しかし、相扶共済の原則はそのままでありましたから、国民の加入が進まず、市町村の財政状況も反映して市町村格差が生まれ、保険のていをなさない状況でありました。この改正と同年に、社会保障制度審議会が設置され、戦後日本の社会保障のあり方について議論がなされ、幾度となく勧告が出されたのであります。 1950年(昭和25年)の勧告では、生活保障すなわち社会保障の責任は国にあると明言しました。さらに、1956年(昭和31年)の勧告では、医療を受ける機会の不均等は社会正義に反するとして、強制加入の意義を機能させるために、5割であった給付率を7割に引き上げることを強く要請しました。また、保険主義をとるといえども責任は国家にあるとして、低額所得者が多く、病弱者も加入が義務づけられ、市町村ごとにも格差があるので、これらを調整し、医療の機会均等を実現するためには、国庫負担が必要であるし、また、そうした負担は国民も納得すると指摘し、1959年(昭和34年)に新しい国保法が施行され、社会保障としての国民皆保険制度へとつながったのであります。 つまり、保険給付の増大を受益者負担の名のもとに保険料へと上乗せ続けることや国民健康保険の理念を社会保障から相互扶助へと後退させることは、国民健康保険の歴史をさかのぼることになり、国民皆保険制度の崩壊につながりかねないことを指摘しておきたいと思います。 さて、平成26年度の豊後大野市国民健康保険特別会計についてでありますが、当年度は保険税率の引き上げはなかったものの、その賦課限度額を支援分は14万円から16万円へ、介護分は12万円から14万円へと合計4万円を引き上げました。その影響は、支援分については220世帯、合計で2,193万円の増額、介護分は110世帯、合計1,079万円の増額となっています。賦課限度額の引き上げは、より高額所得者へ影響すると思われがちですが、現実には、支援分では課税標準所得が230万円しかない世帯、介護分については課税標準所得が309万円しかない世帯で、増額の影響が出ています。 平成26年度は賦課限度額を引き上げて、そもそも高い負担率になっている国保税額をさらに引き上げたことに反対するものです。 毎回申し上げているとおり、国保における負担率の高さは、国保に対する国庫負担が削減され、被保険者の負担に回されたことで発生しています。国に対する国庫負担割合の引き上げ要請については、引き続き行っていただきますようお願いいたします。 地方公共団体の本旨は、住民の福祉の増進を図ることであります。住民の命と健康を守る分野にこそ資源を集中し、行政運営していただくことをお願い申し上げ、反対の討論といたします。 ○議長(小野順一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 20番、小野泰秀君。 ◆20番(小野泰秀君) 認定第2号 平成26年度豊後大野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について賛成の立場から討論いたします。 国民健康保険制度の仕組みは全国統一であり、国の制度設計のもとで法律に従って運営をし、保険給付内容や国庫負担金などの財政運営の仕組みなどが決められており、国民健康保険は市町村が運営主体であるため、小規模な市町村の国保は保険財政が不安定になりやすいことや保険料の水準については地域間格差が存在するといった課題があり、小規模な自治体では負担感が大きいという訴えがあることは真摯に受けとめるべきと考えます。 さて、豊後大野市では、団塊の世代の退職や高齢化の進行等に加え、1人当たりの医療費、保険給付費も年々増加の傾向にあり、国民健康保険を取り巻く環境はますます厳しくなっております。そうした中、国保制度は法令によって制約があるため、市として自主的に判断できる裁量は限定されていますが、国民健康保険法は国保事業を市町村固有業務である自治事務として規定しています。 そこで、豊後大野市としては、国保税の値上げの歯どめとして、毎年度の余剰金や基金積立金、法定外も含めた一般会計からの繰り入れなどにより財源確保を行い、一定の保険料を維持していることは、適正なものであると思っております。 現在、国においては、社会保障と税の一体改革による社会保障の充実に向けて低所得者の保険料に対する財政支援の強化が進められており、社会保障制度改革推進法に盛り込まれた事項についても、社会保障審議会医療保険部会等で持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律などについて議論されており、平成29年度までを目途に順次必要な措置が講じられるものと思っております。 今後、豊後大野市では、国保財政の厳しい現状を踏まえ、市の裁量で可能な限りできる措置をとるべく精査、検討し、実態に即した独自の対応をとり、市民が安心して医療が受けられ、健康を維持し、生きる権利を保障する社会保障として国民健康保険制度本来の機能を果たしていくために、さらなるご努力をお願いし、私の賛成討論といたします。 ○議長(小野順一君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第2号を採決します。 認定第2号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立多数です。 したがって、認定第2号 平成26年度豊後大野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第3号 平成26年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 私は、認定第3号 平成26年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。 後期高齢者への医療についても、国民健康保険と同様に社会保障の理念を捨ててはなりません。まして、長年、社会に貢献し、労苦を重ねてこられた高齢者に対しては、その保険料や医療費の負担を軽減してこそ、社会としての感謝と敬意をあらわすことができるものと思います。 しかしながら、75歳で年齢を区切って保険制度を別建てにして囲い込んだ上に、75歳以上の高齢者がふえて医療給付がふえれば保険料も上がり続ける仕組みにしていることに最大の問題点があります。この後期高齢者医療制度は、世界に類のない差別医療であり、速やかに廃止した上で、老人保健制度に戻し、新しい医療制度をどうつくるかの議論をやり直すことが必要だと考えます。 平成26年度の後期高齢者医療特別会計については、被保険者数や調定額そのものの減少によって、広域連合への納付金が前年に比べて966万円、率で1.7%減少したとのことでありますが、豊後大野市の後期高齢者1人当たりの医療費については、平成23年度は約95万円であったものが、平成26年度については100万円を超えて伸びたとのことであります、ちなみに、大分県広域連合全体の保険給付費も平成23年度の1,603億円余りから平成26年度には1,684億円余りへと増加し続けています。 また、保険料については、この平成26年度が2年おきの改定の年でしたが、その改定において、政府は低所得者向け負担軽減策を行ったにもかかわらず、31の都と県で上昇となったのであります。 このように、医療給付がふえれば保険料も上がり続ける仕組みの後期高齢者医療制度は、即時廃止すべきとの見解を申し上げ、反対の討論といたします。 ○議長(小野順一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 20番、小野泰秀君。 ◆20番(小野泰秀君) 認定第3号 平成26年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について賛成の立場から討論いたします。 後期高齢者医療制度は、平成20年4月1日から施行され、7年が経過しました。後期高齢者という呼び方が機械的で冷たい、失礼だという批判が多くの人からあり、当時の福田康夫元首相がそれらに配慮し、急遽、長寿医療制度への名称変更を指示しましたが、突然だったため、公式文書などでは後期高齢者医療制度とし、長寿医療制度はあくまでも通称だと厚生労働省は説明しております。 名称はともかくとして、後期高齢者制度が始まったころ、マスコミは、これまで被扶養者で保険料負担のなかった人が新たに保険料を負担しなければならなくなったことに、この制度が、高齢者に対し、いかに冷たいもので、不利益、不公平な制度であることを大きく報道しておりました。マスコミの報道が全て間違っているとは思いませんが、果たしてどうなのかを私なりに考えてみますと、現在、我が国は超高齢化社会や人口減少社会へ突入しております。これからさらに高齢化社会が進むと、当然、高齢者に対する医療費は年々増加し、増加した医療費は公費または現役世代が負担することになります。 後期高齢者医療制度の財源構成は、公費約5割、現役世代の支援が約4割、そして被保険者が約1割であります。現役世代が4割を負担している事実を忘れてはならないと思います。我が国は、1998年以降、サラリーマンの平均収入も年々下がっている中で、これ以上現役世代の負担をふやすことこそ不公平になるのではないかと思っております。 それでは、公費をふやせという理論もありますが、県や市町村の地方財政も財源に余裕のない厳しい状況下にあります。現実問題として、このまま以前の医療制度を続けていけば、間違いなく日本の医療制度、社会保障制度は崩壊するものと思います。 確かに、高齢者に保険料を負担していただくのは心苦しい思いもあります。しかし、今後も高齢者に対する医療、介護サービスの質を落とすことなく医療費を安定させるためには、一定の保険料を高齢者に負担してもらう、この後期高齢者医療制度は、やむを得ない措置であると思っております。 もろ手を挙げて賛同できる制度とは思いませんが、今後も改正、見直しが行われるものと思いますが、今こうして既に後期高齢者医療制度が施行されている以上、幾ら批判したところで我々は国の政策に従っていくしかありません。 よって、この制度の施行を踏まえ、今後の円滑な事業運営の推進に期待し、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(小野順一君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第3号を採決します。 認定第3号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立多数です。 したがって、認定第3号 平成26年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第4号 平成26年度豊後大野市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 認定第4号 平成26年度介護保険特別会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。 第5期の3年目を迎えた介護保険は、保険給付費が59億4,565万円で前年に比べて1,072万円上回ったものの、事業計画で掲げていた64億円を5億4,565万円も下回りました。この要因としては、1点目に、要介護認定率が1%下がって22.4%となり、認定者数が1年前と比べて約100名減少したこと、2点目は、認定調査の直接実施を継続して行うことで、認定の一律化、公平化が保たれ、要介護5の方が55名減少したこと、3点目に、介護予防への取り組みが市民の中に浸透してきたとのことでありました。 健康寿命を長くするために介護予防を充実させることは大いに賛成であり、結果として介護保険にお世話になる期間が短くなることは喜ばしいことであります。認定調査の実施については、それが市内全体で一律的に公平性が保たれているならば問題はないと思いますが、実は本当に介護が必要な方を正しく認定していなかったなどということがないように、認定調査の精度向上をお願いしておきます。 会計的には当年度も改善の方向を示した介護保険の決算でありますが、2011年度末に一般会計から4億5,000万円を繰り入れせざるを得なかったのは、介護保険制度に根本的な問題点があると言わざるを得ません。介護保険制度についても、サービス量がふえれば保険料や利用料が連動してふえるという基本的な矛盾があり、加えて国庫負担割合も大幅に引き下げられたことが大きな問題点であります。このような点について抜本的な改善を求める立場から反対するものです。 国の負担を抜本的にふやさなければ、市の財政を圧迫し続けることにもなります。国に対して国庫負担割合の引き上げを引き続き求めていただきますようお願い申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(小野順一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 20番、小野泰秀君。 ◆20番(小野泰秀君) 認定第4号 平成26年度豊後大野市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について賛成の立場から討論いたします。 さて、この介護保険制度は、高齢化の進展に伴い、介護を必要とする高齢者の高齢化や核家族化など、介護を支えてきた家族をめぐる状況の変化を背景に、老後の不安要因である介護の問題を社会全体として支え合う仕組みとして、平成12年4月1日から開始された社会保障制度であるということは、周知のとおりであります。 豊後大野市におきましても、高齢化が進む中で、一人一人が元気で明るく自立した日常生活を送ることができるように、さまざまな事業を展開し、介護予防に取り組んでおります。 本市の平成26年度の主な事業としては、自立と要支援を行き来する高齢者や閉じこもりなどで介護サービスを利用していない要支援者の参加を募り、ホテルなどを使用した元気学校の開催や、栄養士、理学療法士が家庭を訪問し、在宅生活助言事業並びに介護予防ヘルパー派遣事業などを組み合わせ、より多くの高齢者が元気になるよう事業展開をされたことは、大きな成果をもたらしたものと思っております。 特に、本年度は第5期介護保険事業計画期間の最終年度であり、これまでの事業成果により、3年に1度の保険料改定期ではありましたが、据え置きとなり、また保険給付費につきましても、予算現額64億円を見込んでいたものが、決算では59億4,565万2,000円と4億5,434万8,000円抑えたことになり、予定伸び率1.4%を実質伸び率0.18%にとどめたことは、大いに評価できるものと思っております。 今後も介護を必要とする人々が住みなれた地域で安心して生活が送れるよう、さらなるご努力をお願いし、私の賛成討論といたします。 ○議長(小野順一君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第4号を採決します。 認定第4号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立多数です。 したがって、認定第4号 平成26年度豊後大野市介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第5号 平成26年度豊後大野市農業集落排水特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第5号を採決します。 認定第5号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、認定第5号 平成26年度豊後大野市農業集落排水特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第6号 平成26年度豊後大野市公共下水道特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第6号を採決します。 認定第6号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、認定第6号 平成26年度豊後大野市公共下水道特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第7号 平成26年度豊後大野市浄化槽施設特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第7号を採決します。 認定第7号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、認定第7号 平成26年度豊後大野市浄化槽施設特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第8号 平成26年度豊後大野市簡易水道特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第8号を採決します。 認定第8号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、認定第8号 平成26年度豊後大野市簡易水道特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第9号 平成26年度豊後大野市太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第9号を採決します。 認定第9号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、認定第9号 平成26年度豊後大野市太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、第93号議案 平成26年度豊後大野市上水道特別会計未処分利益剰余金の処分についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第93号議案を採決します。 第93号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第93号議案 平成26年度豊後大野市上水道特別会計未処分利益剰余金の処分については、原案のとおり可決されました。 次に、認定第10号 平成26年度豊後大野市上水道特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第10号を採決します。 認定第10号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、認定第10号 平成26年度豊後大野市上水道特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、第94号議案 平成26年度豊後大野市病院事業特別会計資本剰余金の処分及び資本金の減少についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第94号議案を採決します。 第94号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第94号議案 平成26年度豊後大野市病院事業特別会計資本剰余金の処分及び資本金の減少については、原案のとおり可決されました。 次に、認定第11号 平成26年度豊後大野市病院事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第11号を採決します。 認定第11号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、認定第11号 平成26年度豊後大野市病院事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。--------------------------------------- △第83号議案~第86号議案、第88号議案、第96号議案及び第 97号議案、第102号議案及び第103号議案、第105号議案の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小野順一君) 日程第16、第83号議案 豊後大野市手数料条例の一部改正についてから日程第25、第105号議案 損害賠償の額を定めることについてまでの10案件を一括議題とします。 本10案件は、厚生文教常任委員会に付託してありましたので、厚生文教常任委員長の報告を求めます。 なお、事務事業評価の報告をあわせて行ってください。 厚生文教常任委員長、恵藤千代子さん。          〔厚生文教常任委員会委員長 恵藤千代子君登壇〕 ◆厚生文教常任委員会委員長(恵藤千代子君) それでは、厚生文教常任委員会委員長報告を行います。 最初に、本委員会に付託された議案10件について、9月15日に委員会を開催し、委員全員出席のもと、審査を行いましたので、経過と結果を報告します。 まず、第83号議案 豊後大野市手数料条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、番号法が施行されることに伴い、通知カード及び個人番号カードの再交付について、発行主体のミスやカード追記欄の余白がなくなった場合の再交付などを除き、紛失や焼失または著しく損傷した場合の再交付については手数料を徴収する必要があるので、手数料条例の一部を改正するものです。なお、再交付手数料については、国において、その相当経費を試算して示されたもので、全国統一ですとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第84号議案 豊後大野市保健センター条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、豊後大野市大野支所の大野保健センターへの移転に伴い、大野保健センターを廃止する必要があるため、本条例第2条から大野保健センターを削除するものです。なお、現在、大野保健センターで実施している集団検診、健康教室等は、隣に公民館機能を備えた豊後大野市隣保館がありますので、そこで行っていきたいと思いますとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第85号議案 豊後大野市不妊治療費助成に関する条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、現行、豊後大野市不妊治療費助成に関する条例に基づき、特定不妊治療及び一般不妊治療に対し実施しておりますが、本年10月1日から大分県の不妊治療費助成事業の制度が改正され、特定不妊治療については、新たに年齢制限や所得制限を設けた上で大分県が一括で実施し、県内各市町村がその実績に応じて当該経費の一部を負担する制度に移行することと、特定不妊治療を望む夫婦の自己負担の軽減、助成要件の緩和、事務手続の負担軽減等が図られることから、条例の一部改正を行うものですとの説明がありました。 委員から、制度改正によって利用者がふえる見込みはあるのかとの質疑があり、窓口が一本化されることで、広く市民の方に制度について周知できるのではないかと思います。実際、相談や問い合わせ等をいただいております。金額の上限ではなく、回数の上限に変わりますので、必要な時期に受けたい治療が続けて受けられる、また、夫婦の意志に沿った内容に少し変わっていくのではないかと思っておりますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第86号議案 豊後大野市児童館条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、豊後大野市行政改革集中改革プランにより、継続することとされた公共施設の見直しに関する指針等に基づいて、豊後大野市三重ふれあい児童館を旧三重介護予防拠点施設ひなたぼっこの建物に移転させるものですとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第88号議案 豊後大野市奨学金・入学準備金貸付基金条例の一部改正についてであります。 執行部から、この条例改正は、三重総合高校に在学する者に限り、奨学金と入学準備金を貸し付けるということで、学校支援の意味も含めて、平成23年度に設立され、基金の額として5,000万円を積み立てておりますが、利用が伸び悩んでいる状況であり、基金の額を1,000万円に減額して運用するというものですとの説明がありました。 委員から、利用が少ない問題点をどのように捉えているのかとの質疑があり、国・県や大分県奨学会の奨学金が利用できること、また高校の授業料が無償化されたこと、さらに非課税世帯に限り返還義務のない給付制度が新しくできたことにより、それらの利用が多いようであります。しかし、準備金は、ほかにない制度ですので、潜在的に利用があるのではないかと考えていますとの答弁がありました。 また、ほかの委員からは、入学準備金は利用者があるかもしれないが、独自の発想で何か違う支援を考えてもいいのではないかとの意見がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第96号議案 平成27年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)であります。 執行部から、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億5,734万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ64億7,585万円とするものです。歳入につきましては、保険給付費繰入金5億円、繰越金6,116万7,000円、財政調整交付金270万円の追加、そして前期高齢者交付金の決定に伴い6,526万円を減額するものです。歳出につきましては、国民健康保険基金積立金5億円、前年度実績確定に伴う療養給付費負担金等返還金5,044万1,000円、市民病院の機器整備に伴う公営企業会計補助金270万円の追加が主なものですとの説明がありました。 委員から、5億円を積み立てて、何年くらいもつのかとの質疑があり、平成30年度に国保制度が変わり、国保財政の責任者が県に移行します。今回5億円を承認いただけますと、移行するまでの4年間は安定的な運営ができると考えています。大きな転換を迎えますので、機会を見てご説明させていただきたいと思いますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第97号議案 平成27年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第2号)であります。 執行部から、歳入歳出の総額にそれぞれ2億7,388万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67億8,045万4,000円とするものであります。歳入につきましては、前年度繰越金2億7,309万2,000円の追加が主なものです。歳出につきましては、介護給付費準備基金積立金1億6,775万4,000円及び国・県等の精算返還金1億178万7,000円の追加が主なものですとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第102号議案 平成27年度豊後大野市太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)であります。 執行部から、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,883万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,884万円とするものです。歳入につきましては、前年度繰越金です。歳出につきましては、一般会計への繰出金ということで、全て繰り出しをするものですとの説明がありました。 委員から、本市の発電効率はどのくらいなのかとの質疑があり、経済産業省が出しているのは12%ですが、本市では昨年、大体13.5%の稼働率になりますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第103号議案 平成27年度豊後大野市病院事業特別会計補正予算(第1号)であります。 執行部から、収益的収入については、医業収益として病院賠償責任保険金300万円と医業外収益として県立三重病院出身者の退職に伴う退職手当金県補助金1,848万4,000円を追加し、収益的支出については、損害賠償金として相手方に支出する300万円と退職手当組合に支出する1,848万5,000円を追加するものです。資本的収入については、手術台、超音波診断装置、心電図用表示セントラルモニター購入に対する補助金ということで、国保会計からの繰入金270万円を追加するものですとの説明がありました。 委員から、損害賠償の事例をほかの病院と比較した場合、件数はどう認識しているのかとの質疑があり、ほかの病院の正確な情報は入ってきておりませんが、それぞれ大小いろいろあることだと認識しておりますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 最後に、第105号議案 損害賠償の額を定めることについてであります。 執行部から、今回の相手方につきましては、市民病院の整形外科の外来に通院治療していた方でございます。左肩が上がらないということで、機能回復手術の説明をし、やってみようという話になり、手術をしたのが始まりです。自分の体の一部の筋肉を左肩に移植する手術でしたが、結果として、移植した筋肉が壊死し、つかなかったという形になります。その状況についての相手方の不信感と、手術後の結果についての説明が当院としては少し欠けていたという部分になります。理解をしていただくために何度もお話をしましたが、最終的に代理人にお願いをし、解決を図ったというものでございますとの説明がありました。 委員から、具体的にどういう点が説明不足だったのかとの質疑があり、手術、術後管理等、明らかな過失というものはないと判断しておりますが、手術後に改善されない場合についての手術前の説明が足りなかったということになります。言った、言わないというところになりますが、手術前の状況よりもよくなる、または悪くなる、前と一緒という部分は、少し抜けていたと捉えておりますとの答弁がありました。 また、委員から、言った、言わないということへの対応は、今後どのように考えているのかとの質疑があり、病棟でレコーダー設置の要望が出ており、今その取り組みを進めていますが、もう一度最終的な判断をして導入したいと思いますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 以上で、厚生文教常任委員会に付託された案件の審査の経過と結果の報告を終わります。 続いて、9月15日から17日にかけて実施した児童生徒農業体験活動事業に対する事務事業評価の結果を報告します。 委員会評価は、2の継続であります。 この児童生徒農業体験活動事業は、社会環境が大きく変化し、現在の子供たちはさまざまな体験活動が不足していることから、農作業体験活動を通じて、自然のとうとさや緑の大切さ、作業のすばらしさを実感し、愛郷心と生活力を育むとともに、農業に関心を持つ子供の育成を目指して、教育委員会、農業振興課とが協力して、平成24年度から始めた事業であります。 実施団体である緑の奨学会に市が補助金を交付し、緒方町内を主会場に、子ども農楽校として事業を行っております。毎年、小学4年生から中学3年生までを対象に15名程度を募集し、学校や学年の枠を超え、9名から20名の子供が参加しております。平成27年度の予算額は40万円、参加人数は11名となっております。 本事業は、学年や時間が限られている総合学習等の取り組みと異なり、植えつけや収穫だけでなく、栽培、除草、炭焼き、加工、販売といった年間を通した作業を行うなど、家庭や学校では体験できない活動もあり、農業の大変さや楽しさ、喜び、達成感を味わうことができるという点でも、教育的効果は高い。不登校の子供への支援に結びついた実績も高く評価できると考えます。また、農林業は本市の基幹産業であり、子供のときから体験をすることで、農林業に対する理解や支援、子供たちの将来につながることが期待されます。よって、委員会評価は継続とします。 緑の奨学会の会員は55名ほどおり、退職・現職の教職員ということで、子供への対応については専門性があり、経験豊富なため、心強い面があるものの、農業分野の知識や指導力に加え、農機具等も求められます。さらに、作業の内容や圃場の確保、作業時のトイレの問題、防獣対策等の植えつけ後の管理も踏まえると、現状での大幅な事業拡充は困難であると考えます。 市は、事業としては継続すべきであり、各町、各学校から満遍なく1人でも多くの子供が効率的に参加できるような方法論を考えるとともに、今後、懸念される指導者の人材不足の問題に対応できるよう、緑の奨学会との連携、農業法人や農業関係者、地域、外部の団体とのかかわり方を検討する必要があります。 以上で、付託された案件の審査経過と結果の報告、そして児童生徒農業体験活動事業の事務事業評価結果の報告を終わります。          〔厚生文教常任委員会委員長 恵藤千代子君降壇〕 ○議長(小野順一君) 厚生文教常任委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ここで11時20分まで休憩します。          休憩 午前11時05分          再開 午前11時20分 ○議長(小野順一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから討論を行います。 まず、第83号議案 豊後大野市手数料条例の一部改正についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 私は、第83号議案 豊後大野市手数料条例の一部改正について反対をいたします。 この条例の一部改正は、いわゆるマイナンバー制度の施行によって10月から交付される通知カードの再交付手数料を500円とし、さらに申請によって希望者にのみ来年1月以降に交付されるプラスチック製の個人番号カードの再交付手数料を800円と定めることを含んでいます。私は、マイナンバー制度に反対する立場から、この条例の一部改正についても反対をいたします。 私たち住民に付番される12桁の個人番号、いわゆるマイナンバーは、なりすましなどマイナンバーが絡んだ被害を防ぐためには、必要なとき以外は見せない、教えない、持ち歩かないようにすべきものであります。しかし、何と市報9月号3ページでは、「個人番号カードにグレードアップすると便利になります」という表題で、個人番号カードが身分証明証として使えることや、「官民を問わず、個人番号カードの高度利用が計画されており、さらに便利になることが予想されます」と説明し、個人番号カードの申請を推奨する広報が行われています。 10月に届く通知カードは、制度がこのまま実施されれば、来年1月以降に特定の行政手続に必要になりますので、住民は受け取らざるを得ませんが、わざわざ個人番号カードにグレードアップしなくても私たちは生活に困ることはありません。そもそもマイナンバーが必要となる行政手続さえ、年に何回もありません。それをわざわざプラスチック製の個人番号カードという手法を導入し、身分証明証ほか、さまざまな機能を持たせて持ち歩かせることは、なりすまし等の被害の温床を広げるものであります。 国の言いなりのままに個人番号カードを推奨する広報を行ったことを私は残念でなりません。むしろ、今、行政が行うべきことは、通知カードや個人番号カードの正しい扱い方を徹底することではないでしょうか。 このマイナンバーは、国民一人一人に生涯変わらない番号を付番するということですが、6月1日に125万件の情報漏えいが発覚し、亡くなられている方などを除いて、結果95万人余りの番号が変更された年金基礎番号についても、この番号は一生変わらないものだから大事にするようにと、初めて就職したときに配付されたものでありました。ITセキュリティーに絶対安全というものはありませんし、人為的ミスや不測の事態を防ぐためにもカードの持ち歩きは控えるべきであります。 また、個人番号カードを身分証明証として使う場合でも、マイナンバーを記載した裏面のコピーや番号の書き写しについては法律によって禁じられていますが、ブラック企業のもとで働く労働者のモラルの低下が社会問題化している今、住民みずからがこうした知識を身につけておく必要があります。 マイナンバーが絡んだ被害を未然に防ぐための啓発をこそ自治体には行っていただきたいことを申し上げ、反対の討論といたします。 ○議長(小野順一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第83号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第83号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立多数です。 したがって、第83号議案 豊後大野市手数料条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第84号議案 豊後大野市保健センター条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第84号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第84号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第84号議案 豊後大野市保健センター条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第85号議案 豊後大野市不妊治療費助成に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第85号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第85号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第85号議案 豊後大野市不妊治療費助成に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第86号議案 豊後大野市児童館条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第86号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第86号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第86号議案 豊後大野市児童館条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第88号議案 豊後大野市奨学金・入学準備金貸付基金条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第88号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第88号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第88号議案 豊後大野市奨学金・入学準備金貸付基金条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第96号議案 平成27年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第96号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第96号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第96号議案 平成27年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第97号議案 平成27年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第2号)の討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第97号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第97号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第97号議案 平成27年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第102号議案 平成27年度豊後大野市太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第102号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第102号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第102号議案 平成27年度豊後大野市太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第103号議案 平成27年度豊後大野市病院事業特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第103号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第103号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第103号議案 平成27年度豊後大野市病院事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第105号議案 損害賠償の額を定めることについての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第105号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第105号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第105号議案 損害賠償の額を定めることについては、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △第80号議案~第82号議案、第89号議案及び第90号議案、請願受理番号11号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小野順一君) 日程第26、第80号議案 豊後大野市職員の再任用に関する条例の一部改正についてから日程第31、請願受理番号11号 請願書までの6案件を一括議題とします。 本6案件は、総務常任委員会に付託してありましたので、総務常任委員長の報告を求めます。 なお、事務事業評価の報告をあわせて行ってください。 総務常任委員長、佐藤徳宣君。          〔総務常任委員会委員長 佐藤徳宣君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長(佐藤徳宣君) それでは、私のほうから付託された案件に対する委員会の審査の経過と結果の報告、それから9月15日から17日にかけて実施した防犯灯施設整備事業に対する事務事業評価の結果を報告します。 まず、付託案件について報告します。 9月1日及び9月11日に本委員会に付託された案件は、議案5件と請願1件であり、委員7人全員出席のもと、9月15日に委員会を開催し、慎重に審査しました。 それでは、総務常任委員会における審査の経過と結果を報告します。 まず、第80号議案 豊後大野市職員の再任用に関する条例の一部改正についてであります。 この条例の制定については、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行により、平成27年10月1日から共済年金が厚生年金に統一されることとなり、本条例において引用する特定警察職員等の定義を定めた地方公務員共済組合法の規定が削除され、同様の規定が厚生年金保険法に規定されることに伴うものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第81号議案 豊後大野市個人情報保護条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が、一部の規定を除き平成27年10月5日から施行されることに伴い、同法に基づく特定個人情報の取り扱い等に関し、必要な事項について、条例整備の必要があるものであります。 委員からは、戸籍関係などでなりすまし事件が起こったときには誰が責任をとるのかとの質疑がなされ、総務省の指導があるが、個人番号カードと言われるものには免許証と同様個人の顔写真が張られる。番号カードを窓口に持ってこられた場合、その写真と本人が本当にその方か厳しくチェックするように言われている。そのため、なりすましは不可能であろうと考えている。また、犯罪に使われた場合、それは第一義的に犯罪行為を行った者の責任になる。当然、そういったなりすましを防ぐための努力はしなければならなし、制度上も、また電算システム上も、そういったことを防ぐ目的で今改修を進めているところであるとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第82号議案 豊後大野市支所設置条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、施設の老朽化等の理由により、第3期豊後大野市行政改革集中改革プランにより継続することとされた公共施設の見直しに関する指針に基づき、大野支所を大野保健センターの建物に移転するものであります。 委員からは、災害時、大野の避難所はどこが指定されているのかとの質疑がなされ、大野保健センターや小・中学校の体育館等で、保健センターについては今後も避難所として活用できると考えているとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第89号議案 財産の無償譲渡について(旧米山中学校木工室棟)であります。 この財産の無償譲渡については、認可地縁団体である上緒方振興協議会から、現在、地域の活動拠点として市から貸し付けを受けている旧米山中学校校舎の規模が大きく、管理等に支障があるので、木工室棟を新たな拠点施設として活用したい旨の要望があったことから、上緒方振興協議会に無償で譲渡するものであります。 委員会では、審査に先立ち、会期中に現地調査を実施したところであります。 委員からは、寄宿舎は登山者の宿泊所として、また災害の際の避難所として使用したいとの地元の要望を聞いているが、そのことについて市にお願いに来たのかとの質疑がなされ、現地説明でそういう話もあったが、今回は木工室棟のみであるとの答弁がありました。 また、同じ委員から、陳情をしなかったら寄宿舎を壊すのかとの質疑が続けられ、解体するのは旧米山中学校校舎です。解体時期については今後検討する。その際には、地元が寄宿舎を新たに使用したいということであれば、無償譲渡になるだろうとの答弁がありました。 そして、質疑に引き続いて討論が行われ、地域の人が活用するということが一番望ましい。その意味からも賛成したいとの賛成の立場での討論が行われました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第90号議案 財産の無償譲渡について(旧豊後大野市犬飼農林水産物直販所)であります。 この財産の無償譲渡についても現地調査を実施しました。木造平家建て、床面積は91平方メートルであります。所在地は犬飼町田原、平成9年に完成しております。今回、補助事業の趣旨に沿った利用ということで公募を実施したところ、応募が3者からあり、選定委員会の結果、大分有機かぼす農園株式会社に無償で譲渡するものであります。 委員からは、3者の応募があったということだが、残りの2者はとの発言がなされ、1者は同じように農産物を販売する計画であり、もう1者はリサイクル業者でありましたとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 最後に、請願受理番号11号 請願書であります。 この請願は、来年度政府予算、地方財政の検討に当たっては、歳出、歳入を的確に見積もり、社会保障予算の充実、地方財政の確立を目指すことが必要であり、このため意見書を国の関係機関に提出するよう求める請願であります。 慎重審査の結果、全会一致で採択すべきものとして決しました。 以上で、総務常任委員会に付託された案件の審査について、その経過と結果の報告を終わります。 続いて、防犯灯施設整備事業に対する事務事業評価の結果を報告します。 委員会評価は、3の改善・効率化し継続であります。 本事業は、夜間における歩行者等の安全性を高めるとともに、市民を犯罪から守るため、自治会からの要望により防犯灯の新設及び更新を行うものであります。平成17年以来継続して取り組んでおり、平成26年度からは重点施策に位置づけ、防犯灯の新設に加え、防犯灯を環境に優しく経済性の高いLED防犯灯に取りかえる自治会に対し、LED防犯灯を支給しています。 現状としては、自治会からの要望も多く、本年度は補正も含め、昨年度を上回る予算となっています。その結果、本年度末の見込みでLED防犯灯の設置は、新設117基、更新524基を加え、1,103基となり、市内4,720基の防犯灯のうちLEDの割合は昨年の10.0%から23.4%と上昇します。 平成20年における年間の交通事故発生件数及び犯罪件数の合計を下回ることを成果目標としており、平成26年度の成果実績としては、事故及び犯罪件数ともに平成20年度の件数を下回り、実績も110%と目標を達成しています。 本事業は、市民の安心・安全、また地球温暖化の防止にも効果があり、必要性や緊急性が高いことが認められます。よって、継続としますが、スピード感を持って全市に事業の成果が幅広くいきわたるよう、事業を改善、効率化することを求めます。特に、通学路や危険箇所は速やかな設置が求められています。 この2年でLED防犯灯の設置が進捗しますが、各町における設置率や自治会間の取り組み状況に差違があります。これは、自治会の財政状況、高齢化、箇所づけ、設置に対する意識などに差があるためと判断します。基本的に自治会が主体となり設置していますが、積極的な取り組みが進展するよう、事業の改善及び効率化を図るとともに、防犯灯の設置の意義や配置間隔など適正な設置の基準及び本事業の事業内容について、幅広く市民に周知する必要があります。 一方、市の管理分の防犯灯のLED化については、厳しい財政状況のもと、自治会の管理分を優先しているため、進捗しておりません。環境省において、自治体保有の街路灯にLEDを導入する際の費用を支援する方針を固めたとの報道もあります。国の動向を注視するとともに、市の管理分の防犯灯についても、市民の安全・安心のためにも計画的に取り組むことを求めます。 以上、付託された案件の経過と結果、そして防犯灯施設整備事業の事務事業評価結果の報告を終わります。          〔総務常任委員会委員長 佐藤徳宣君降壇〕 ○議長(小野順一君) 総務常任委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第80号議案 豊後大野市職員の再任用に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第80号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第80号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第80号議案 豊後大野市職員の再任用に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第81号議案 豊後大野市個人情報保護条例の一部改正についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 第81号議案 豊後大野市個人情報保護条例の一部改正について反対をいたします。 この条例の一部改正は、個人情報保護条例の中に、いわゆるマイナンバー制度に規定する特定個人情報を定義づけするものでありますが、私はマイナンバー制度の施行に反対の立場から、この一部改正について反対をいたします。 プライバシーを守る権利は、憲法によって保障された人権であり、個人情報はむやみに知られることのないようにすべきものであります。政府が国民に番号をつけて多くの個人情報を一元管理、利用すること自体が重大問題です。 マイナンバーを通して大量の個人情報が公務・民間を問わず利用されることは、個人のプライバシー侵害や自治体が持つ個人情報の漏えい、なりすましなど悪用のリスク拡大が懸念されます。不可抗力による人為的ミス、システムのトラブルも完全には避けられません。 8月27日、政府の山口俊一特命担当大臣は、我が党の山下参議院議員の質問に対して、第1に、100%情報漏えいを防ぐ完全なシステムの構築は不可能であること、第2に、意図的に情報を盗み売るなど悪意を持った人は必ず出てくること、第3に、一度漏れた情報は流通・売買され、取り返しがつかなくなること、第4に、情報は集積されるほど利用価値が高まり攻撃されやすくなることを認めています。 マイナンバー制度導入に際しては、個人情報を守る仕組みとなっているかを行政機関みずからチェックする特定個人情報保護評価(PIA)を行っていますが、全国の自治体では、少なくとも758自治体が決められた手順で手続を行っていないことが、最近判明しました。予定どおり10月施行できる条件などなく、制度の中止、撤回こそ必要になっていることを申し上げ、反対の討論といたします。 ○議長(小野順一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第81号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第81号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立多数です。 したがって、第81号議案 豊後大野市個人情報保護条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第82号議案 豊後大野市支所設置条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第82号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第82号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第82号議案 豊後大野市支所設置条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第89号議案 財産の無償譲渡についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第89号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第89号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第89号議案 財産の無償譲渡については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第90号議案 財産の無償譲渡についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第90号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第90号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第90号議案 財産の無償譲渡については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、請願受理番号11号 請願書についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから請願受理番号11号を採決します。 本案に対する委員長の報告は採択です。 請願受理番号11号は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、請願受理番号11号 請願書は、委員長報告のとおり採択することに決しました。 ここで午後1時15分まで休憩します。          休憩 午前11時53分          再開 午後1時15分 ○議長(小野順一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △第87号議案、第91号議案及び第92号議案、第98号議案~第101号議案の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小野順一君) 日程第32、第87号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正についてから日程第38、第101号議案 平成27年度豊後大野市簡易水道特別会計補正予算(第1号)までの7案件を一括議題とします。 本7案件は、産業建設常任委員会に付託してありましたので、産業建設常任委員長の報告を求めます。 なお、事務事業評価の報告をあわせて行ってください。 産業建設常任委員長、宮成寿男君。          〔産業建設常任委員会委員長 宮成寿男君登壇〕 ◆産業建設常任委員会委員長(宮成寿男君) それでは、産業建設常任委員会委員長報告を行います。 さきの本会議において付託された案件は議案7件であり、9月15日に委員会を開催し、審査を行いました。 まず、第87号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正についてであります。 これは、福島復興再生特別措置法の一部改正に伴い、本条例で引用している居住制限者について定めた同法の規定が繰り下げられたことに伴い、本条例第6条第1項中の第20条第1項を第39条に改めるものです。 委員より、居住制限者とはどういうことをいうのかとの質疑があり、執行部より、福島避難解除等区域復興再生推進事業実施計画に基づく計画区域の中にある居住者のことで、この居住者が本市の市営住宅に入りたいときには優先して入居を認めるものですとの答弁がありました。 第87号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第91号議案 市道路線の廃止についてであります。 市道4路線の廃止が提案され、廃止の主な理由は、中山間地域総合整備事業で改良に伴うものと、改良が済み、県から譲与を受け、譲与部分と現市道部分を同一路線として認定するために、一旦、現市道部分を廃止するものです。 委員より、芦刈中央線は踏切箇所が斜めになっていて非常に危ないが、これが直線的に改良される予定かとの質疑があり、執行部から、直線的に改良して現道から最終的に326号線に出てくる形ですとの答弁がありました。 第91号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第92号議案 市道路線の認定についてであります。 市道17路線の認定が提案され、認定の主な理由は、事業実施されない部分を再度認定するもの、改良が済み、県から譲与を受け、新たに認定するもの、地元から要望があり、新たに認定するもの、県道の改良により県から旧道部分の管理移管を受け、新たに認定するもの、一旦廃止した市道の起点終点を変更し、県から譲与を受けた部分を含めて再認定するものなどです。 委員より、維持管理費が伴うので、県道部分の払い下げを受けた分に対し、受けられないといった申し入れができるのかとの質疑があり、県からの移管がえの申し入れを過去に断ったことはありません。今後、市として管理する上で、維持管理が大変だということが明らかにわかっている場合は、傷んでいる舗装や側溝の整備をしていただき、市に移管がえをしていますとの答弁がありました。 第92号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第98号議案 平成27年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第2号)であります。 補正の主な理由は、歳出では消費税12万9,000円や修繕料100万円の追加補正、歳入では一般会計からの繰入金3,338万3,000円の追加補正、基金からの繰入金3,291万3,000円の減額補正です。 委員より、基金からの繰り入れの誤りはなぜ起きたのかとの質疑があり、執行部から、平成27年度予算を作成する段階で平成26年度の取り崩し部分を見落としてしまったのが実情ですとの答弁がありました。 第98号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第99号議案 平成27年度豊後大野市公共下水道特別会計補正予算(第2号)であります。 補正の主な理由は、歳出では消費税11万7,000円の追加補正です。歳入では、前年度繰越金458万7,000円の追加補正、一般会計繰入金447万円の減額補正です。 第99号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第100号議案 平成27年度豊後大野市浄化槽施設特別会計補正予算(第2号)であります。 補正の主な理由は、歳出では消費税46万4,000円の追加補正です。歳入では、前年度繰越金114万3,000円の追加補正、一般会計繰入金67万9,000円の減額補正です。 第100号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第101号議案 平成27年度豊後大野市簡易水道特別会計補正予算(第1号)であります。 補正の主な理由は、歳出では、修繕料1,329万5,000円、通信運搬費13万4,000円、中九州道の工事に伴う水道管移設工事請負費108万7,000円及び千歳簡水の老朽化した遠方監視システムの取りかえに伴う水道施設工事請負費594万円の追加補正です。歳入では、前年度繰越金1,975万円及び移転補償費70万6,000円の追加補正です。 委員より、国交省からの移転補償費が70万6,000円で、水道管移設工事請負費が108万7,000円であるが、工事に係る108万円分を補償として見てもらえないのかとの質疑があり、執行部から、公共補償の基準があり、耐用年数を差し引いて補償費が出るようになっていますので、全額にはならないですとの答弁がありました。 第101号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 以上で、産業建設常任委員会に付託された案件の審査経過と結果の報告を終わります。 続いて、産業建設常任委員会、委員会評価報告をいたします。 事業名は、鳥獣被害パトロール事業、委員会評価は2、現状のまま継続する。 評価説明。 鳥獣被害パトロール事業は、現在2名の臨時職員を雇用し、市内全域を定期的にパトロールし、電気柵設置者等に対し、電気柵・防護ネットの設置指導及び管理指導や被害状況、出没地点、電気柵等の設置箇所の調査を行い、総合的、効果的な取り組みによる農作物の被害削減及び住民の安全確保を図ることを目的とし、事業実施している状況であります。 今回、本事業を必要性、妥当性、効率性、達成度、緊急性の5つの観点から評価を行い、現状のまま継続していくことが妥当であると判断いたしました。 近年、鳥獣被害は拡大傾向にある中、パトロール委託事業を強化するとともに、電気柵の安全性を確保することは、被害の抑止に有効であり、農林業を基幹産業とする本市にとって、必要性は非常に高いものであります。 また、電気柵等のパトロールのうち約80%が設置指導を行われていることは、安全に設置されていると一定の評価ができますが、電気柵の感電事故が起きぬよう設置者が安全に設置し、住民が安全に暮らせるために、さらなる指導、啓発が必要であります。 鳥獣被害は農業経営に大きな影響を及ぼし、被害防止は喫緊の課題であります。被害防止は農家にとって大きな期待があり、5つの評価から緊急性も高く、他の事業に優先する事業と判断しました。 最後に、本事業について2点改善検討されるよう提案いたします。 1点目は、効果的な事業とするために、事業の検証に必要な被害箇所や市内調査箇所数、指導項目ごとの数など、調査に係る数値を見えるようにすることが必要です。 2点目は、農繁期に臨時職員2名体制の現状で市内全域を網羅することは難しく、人員の増員など検討し、効果的な運営を行う必要があると考えます。 全ての農家が鳥獣対策の要望が大であり、農業所得向上のため、喫緊の課題であり、パトロール委託事業の効率性を高め、本市の鳥獣被害農家の期待に応えるべきであります。          〔産業建設常任委員会委員長 宮成寿男君降壇〕 ○議長(小野順一君) 産業建設常任委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第87号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第87号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第87号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第87号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第91号議案 市道路線の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第91号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第91号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第91号議案 市道路線の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第92号議案 市道路線の認定についての討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第92号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第92号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第92号議案 市道路線の認定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第98号議案 平成27年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第2号)の討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第98号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第98号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第98号議案 平成27年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第99号議案 平成27年度豊後大野市公共下水道特別会計補正予算(第2号)の討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第99号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第99号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第99号議案 平成27年度豊後大野市公共下水道特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第100号議案 平成27年度豊後大野市浄化槽施設特別会計補正予算(第2号)の討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第100号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第100号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第100号議案 平成27年度豊後大野市浄化槽施設特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第101号議案 平成27年度豊後大野市簡易水道特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第101号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第101号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、第101号議案 平成27年度豊後大野市簡易水道特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △第95号議案の討論、採決 ○議長(小野順一君) 日程第39、第95号議案 平成27年度豊後大野市一般会計補正予算(第2号)を議題とします。 本案については、質疑が終わっておりますので、これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、神志那文寛君。 ◆7番(神志那文寛君) 私は、第95号議案 平成27年度豊後大野市一般会計補正予算(第2号)について反対いたします。 この補正予算は14億4,970万円もの追加であり、全てに反対するものではありません。まず、賛成する予算の中で特に述べておきたいものを2点申し上げます。 1点目は、国民健康保険特別会計への繰り出し5億円であります。 国民健康保険特別会計の歳出の状況についてでありますが、平成26年度の保険給付費が、被保険者数が減少しているにもかかわらず、平成24年度との比較では6,000万円増加したとのことであります。平成26年度の決算も実質単年度収支で7,800万円の赤字で、基金残高も2,400万円ほどにまで減少しているとのことであります。 その一方、歳入については、被保険者数が減少する中で、収納額も減少傾向であり、さらに国からの療養給付費も引き下げられているとのことであります。 この歳出が増加し歳入が減少することを補うには、1つには被保険者の保険税の引き上げが考えられますが、既に豊後大野市の国保税は、所得割の合計が16.8%で県内18市町村中一番高い、また国保税額の1人当たり負担率も高い水準にあるとのことでありました。したがいまして、2016年度以降も国保会計を安定的に運営するためには、保険税額を引き上げるのではなく、一般会計から国保会計への繰り出しを行うとの判断は、当然であると考えます。 2点目は、小・中学校へエアコン及び太陽光発電を導入するために調査し、計画を策定するための委託料100万円です。 全ての小・中学校へのエアコン設置については、これまでも複数の議員が指摘してきたことでありますし、加えて太陽光発電設備が小・中学校へ設置されれば、環境教育の面でも期待ができると私は考えますので、当然ながら歓迎するものです。 しかしながら、太陽光発電設備については、必ずしも全校の屋上に設置できるわけではないこと、屋上に設置できない場合は、ほかに設置できる場所がないか調査を行なうものであり、さらに維持費、発電能力、契約している電力の使用契約の関係から、費用対効果の検証が必要であるとのことでありました。 小・中学校の校舎の条件がそれぞれ違うことは理解しますが、願わくば全ての校舎に太陽光発電設備が設置され、子供の学ぶ環境がひとしく整備されることを期待いたします。 ほかの事業予算についても多くは異論を持つものではありませんが、最後に明確に反対する事業予算について申し上げます。 それは、マイナンバー制度に伴い整備するための戸籍住民基本台帳等管理事業への1,741万円の追加であります。この補正分も含めれば、今年度、マイナンバー法に対応して予算化されたのは9,004万円にも上ります。もちろんこれらには国からの補助金も充てられますが、国全体としては、初期投資だけでも約3,000億円かかり、年間経費に約300億円もの巨費が費やされるとの試算があります。しかし、国民にとっての利便性は、年に数回あるかないか程度の行政手続の省略であり、費用に見合う利便性の向上とは言えず、この補正予算1,741万円について反対いたします。 以上、反対討論といたします。 ○議長(小野順一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第95号議案を採決します。 第95号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立多数です。 したがって、第95号議案 平成27年度豊後大野市一般会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △発議第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小野順一君) 日程第40、発議第7号 豊後大野市政治倫理条例の一部改正についてを議題とします。 本案について提出者より趣旨説明を求めます。 議会運営委員長、衞藤正宏君。          〔議会運営委員会委員長 衞藤正宏君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(衞藤正宏君) 発議第7号 豊後大野市政治倫理条例の一部改正について。 上記の議案を別紙のとおり、豊後大野市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。 平成27年9月30日提出。 豊後大野市議会議長、小野順一様。 提出者、議会運営委員会委員長、衞藤正宏。 提案理由。 市有財産の譲渡に係る入札、契約等に関する行為の制限について本条例に明記したいので、この案を提出するものである。 発議第7号 豊後大野市政治倫理条例の一部改正について、提案理由の説明を行います。 この条例の一部改正については、市有財産の譲渡に係る入札、契約等に関する行為の制限について、本条例に明記をしたいので、この案を提出するものであります。 改正内容の主なものとして、市長等または議員は、市有財産の譲渡に係る契約に関し、地方自治法第234条第1項に規定する一般競争入札等が実施される場合において、当該入札に参加すること、また、その契約の相手方となること、以上の行為をしないように努めなければならないとするものであります。 以上、慎重審議の上、ご決定くださいますようお願いします。          〔議会運営委員会委員長 衞藤正宏君降壇〕 ○議長(小野順一君) 提出者の趣旨説明が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 2番、川野優治君。 ◆2番(川野優治君) 1点ちょっと疑問に感じたことがあるので、質問させていただきます。 本件の追加条文というのを要約しますと、市有財産を払い下げる入札等に、市長等、そして我々議員は参加してはいけないという内容だと思います。そうしますと、この対象となる市長や我々の中で、悪知恵を使いまして、こういうことが起きるのではなかろうかと私は危惧しているんです。 具体的に言いますと、自分は参加できない、そして代理人を出すこともできない。そうしますと、例えば不動産業者なんかとはかって、不動産業者に入札に参加してもらうわけです。不動産業者の名において、代理人としてではなくて。そして、払い下げを受けて自分に譲り渡してくれという約束で不動産業者に参加してもらうということが、起こり得るのではなかろうかと私は危惧しているんです。もしそういう危惧する事態が生じた場合は、この追加条文との関係でどうなるのでしょうか。 衞藤議員、お願いします。どうでしょうか、そこは。 ○議長(小野順一君) 議会運営委員長、衞藤正宏君。 ◆議会運営委員会委員長(衞藤正宏君) 市長、議員等が参加しなければ、登録を持った不動産業者に委託するのは何も関係ないと思っております。 ○議長(小野順一君) 川野優治君。 ◆2番(川野優治君) それは結局、許されるということになるのだろうと。そうしますと、この追加条文というのは、ほとんど骨抜きにされるのではないでしょうか。大きな抜け道があると。ざる法ぐらいなものではなくて、もう穴のあいたざるではなかろうかと私は思うんですが、それで意味があるのでしょうか、衞藤議員。 実効性ということです。私は、もうそれがもし認められるというのであれば、ほとんどこの追加条文は実効性がないと思うのですが、どうでしょうか、そこは。 ○議長(小野順一君) 議会運営委員長、衞藤正宏君。 ◆議会運営委員会委員長(衞藤正宏君) 倫理条例の中で、当該事件が起こる可能性があるということで、議員、市長等が参加しなければ、私は一切そのことについて問題はないと思っております。その他不動産業者と話すことにおいては、私たち議員条例の中でかかわりはないと判断をしております。 ○議長(小野順一君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから発議第7号について討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第7号を採決します。 発議第7号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立多数です。 したがって、発議第7号 豊後大野市政治倫理条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 休憩します。          休憩 午後1時46分          再開 午後1時48分 ○議長(小野順一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小野順一君) お諮りします。 ただいま、朝倉秀康議員外2人から発議第8号が提出されました。 これを日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 異議なしと認めます。 したがって、発議第8号を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定しました。--------------------------------------- △発議第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小野順一君) 追加日程第1、発議第8号 地方財政の充実・強化を求める意見書を議題とします。 本案件について提出者より趣旨説明を求めます。 発議第8号について、朝倉秀康君。          〔6番 朝倉秀康君登壇〕 ◆6番(朝倉秀康君) 発議第8号 地方財政の充実・強化を求める意見書。 上記の議案を別紙のとおり、豊後大野市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 平成27年9月30日提出。 豊後大野市議会議長 小野順一様。 提出者、豊後大野市議会議員、朝倉秀康。 賛成者、豊後大野市議会議員、首藤正光、豊後大野市議会議員、赤峰映洋。 地方財政の充実・強化を求める意見書。 1 社会保障、被災地復興、環境対策、地域交通対策、人口減対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保を図ること。特に、骨太方針2015に目安として明記された地方一般財源総額の確保を確実に進めること。 2 子ども・子育て新制度、地域医療構想の策定、地域包括生活ケアシステム、生活困窮者自立支援、介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保と地方財政措置を的確に行うこと。特に、高齢化による社会保障の自然増を地方財政計画に適切に反映させること。 3 復興交付金、震災復興特別交付税などの復興に係る財源措置については、復興集中期間終了後の平成28年度以降も継続すること。また、平成27年度の国勢調査を踏まえ、人口急減・急増自治体の行財政運営に支障が生じることがないよう、地方交付税算定のあり方を検討すること。 4 法人実効税率の見直し、自動車取得税の廃止など各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に支障が生じることがないよう対応を図ること。また、償却資産に係る固定資産税やゴルフ場利用税については、市町村の財政運営に不可欠な税であるため、現行制度を堅持すること。 5 地方財政計画に計上されている歳出特別枠及びまち・ひと・しごと創生事業費については、自治体の財政運営に不可欠な税となっていることから、現行水準を確保すること。また、これらの財源措置について、臨時・一時的な財源から恒久的財源へと転換を図るため、社会保障、環境対策、地域交通対策など、経常的に必要な経費に振り替えること。 6 地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の強化などの対策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。 平成27年9月 日。 大分県豊後大野市議会議長 小野順一。 内閣総理大臣殿、内閣官房長官殿、総務大臣殿、財務大臣殿、内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)殿、経済産業大臣殿、地方創生担当大臣殿。 以上、提出しますので、皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。          〔6番 朝倉秀康君降壇〕 ○議長(小野順一君) 提出者の趣旨説明が終わりました。 それでは、これから発議第8号について質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから発議第8号について討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第8号を採決します。 発議第8号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(小野順一君) 起立全員です。 したがって、発議第8号 地方財政の充実・強化を求める意見書は原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員派遣の件 ○議長(小野順一君) 日程第41、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 議員派遣の件については、別紙のとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野順一君) 異議なしと認めます。 したがって、議員派遣の件については、別紙のとおり決定しました。          (巻末270ページに掲載)--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(小野順一君) これで、本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 これをもって、平成27年第3回豊後大野市議会定例会を閉会します。          閉会 午後1時56分会議の経過を記載して、その相違がないことを証するため、ここに署名する。  平成  年  月  日         議長      小野順一         署名議員    宮成昭義         署名議員    首藤正光...